2004年09月10日

えせパネポン

exitは妄想家である。
ついついいろんな妄想がほとばしり、わけのわからない事態を招く。
だって、おかしいだろ?
締め切り前だからって、夜中に、会社に戻ったら、応接室では
社長が寝ていて、デザイナーは床で寝てる。そんな会社、ないって。

案外、夏でも床は冷えるのねと思いながら、そう言えば、パネポンぶろぐ更新できてないじゃん!
次は、そうだ、あれをやろう!
似て非なるパネポン=えせパネポン。
というわけで、予告どおり「えせパネポン」の話をしよう。
これもきっと妄想。

あれは98年の夏ごろ。
ちょうど、周辺の友人のあいだでパネポンが流行った頃、ある友人からメールが届いた。
それを読んだ時、オイラの心臓が跳ね上がった。
プログラマーでもある彼は、なんと自作のパネポンを作ってしまったのだ!
本人が「えせパネポン」と呼んでいたので、それが通称に。

その名も『パネルでポン for Win95』αバージョン
なんとフロッピー2枚組!

ちゃんとWindows2000でも動作。
スクリーンショット。

esepanepon.jpg

当時のこんなメールを返した気がする。
だいたいの内容がわかるので引用しよう。

楽しませてもらってます。
けっこうしっかりした作りでビックリしました。
ここまでやってくれるとは、本当にうれしいっす。

ばっちり動いてます。
しかし、少し不安定かな?
時々、音が鳴らなかったり、止まったりします。


1,2回しかやってなくてよくぞここまでというのが正直な感想。
違いはいろいろあるのですが、充分遊べると思います。
気付いた違いを箇条書きにします。
かなり、長々書きましたがいいデキなもんでつい(^^;

まず、パネルの消えかたが少し違うっす。
三個以上くっついたら消える判定をしてるみたいなんだけれど、3個以上縦か横に並
んだら消えるのが正しいです。
パネルが、Lの字に並んでも消えるので連鎖が読めないっす(^^;

パネポンのフィールドは横が6×縦が11です。(せりあがりの部分を入れると縦
12)
パネルの種類ですが、今の5種類でノーマルですが、HARDレベルになると今回添
付する紺のパネルが追加されます。
びっくりマークは相手に落ちるお邪魔パネルの種類が変わります。

レベル別の違いはEASY→NORMAL→HARD→SUPER HARDの順に
・パネルの落ちてくるスピードが速くなる(はさみこむことが困難に)
・天井に到達した時に耐えられる時間が短くなる
・お邪魔パネルが普通のパネルに戻るスピードが速くなる

スタートの時のパネルの配置ですが、基本は5段のパネル。
ランダムに0~5個のパネルをどこか一列(端の列は除く)から抜いて、その分を
6段目にランダムに並べる。もし、重なれば7段目にものせるというような処理を
してるみたいです。
意味伝わるかな?
このどこか一列が空くというのがこのゲームでは非常に大きな意味を持っています

高次の連鎖を組む時に必要なパネルを持ってくるのに非常に便利だからです。

やっぱキーボードは操作しにくい、スピード調整がついてるのは基本を押さえてい
ていいです。
パネルを自分でせりあがらせるキーがないので、作って欲しいです。

カーソルの動きですが押しっぱなしにすると早くなるのは基本ですね。
もう少し普通の時と押しっぱなしの時の差があったほうが良い感じがします。

あと、ポーズもあるといいですね。
ちなみにパネポンはどのゲームの状態からでもセレクト画面、タイトル画面に戻る
ことのできるというとてもユーザーフレンドリーな作りであるのに感心します。デ
モとかも飛ばせるし、すごい基本ですが遊んでもらうことを考える時に大切なこと
が良くわかるソフトです。


あと、パネルを入れ替えた時の音がイマイチ気持ちよくないのでもう少し”シャッ
”という感じにしたほうがいいかも。
BGMはFFですね(笑)

蛇足ですが本家では連鎖数、同時消し数ともに表示されます。
連鎖数は「×2」~「×13」までそれ以降は容量の関係で「×?」と表示されま
す(笑)
同時消し数は「4」~「34」までそれ以降はやる人ほとんどいないので「SPE
CIAL」と表示されます(爆)
あと、5連鎖以上したときと「!」パネルを7個以上消したとき? Aファンファーレ

なります。
連鎖数が上がるに連れてファンファーレも派手になります。
それから、おじゃまパネルが普通のパネルに変わる時にパリパリという特有の音が
して対戦の緊張と凄まじさを醸し出します(笑)

・連鎖によるボーナス得点

まずパネルが一列そろった時点でボーナス得点が、次にパネルが一枚ずつ消えて1
0点ずつ加点されていきます。
2連鎖 50
3連鎖 80
4連鎖 150
5連鎖 300
6連鎖 400
7連鎖 500
8連鎖 700
9連鎖 900
10連鎖 1100
11連鎖 1300
12連鎖 1500
13連鎖 1800
14連鎖以降 0
つまり連鎖を重ねるごとにボーナス得点が累積していく事になります。
14連鎖以上はやってもボーナスなしで消えたパネル×10点になります。


・同時消しによるボーナス得点

4個消し 20
5個消し 30
6個消し 50
7個消し 60
8個消し 70
9個消し 80
10個消し 100
11個消し 140
12個消し 170
13個消し 210
14個消し 250
15個消し 290
16個消し 340
17個消し 390
18個消し 440
19個消し 490
20個消し 550
21個消し 610
22個消し 680
23個消し 750
24個消し 820
25個消し 900
26個消し 980
27個消し 1060
28個消し 1150
29個消し 1240
30個消し 1330
31個消し 0
32個消し以降 バグにより33333点

私は最近同時消しに凝っていまして現在最高50個消しです(^^;
世界記録は57個消し。世の中は広い・・・。
ちなみにせりあがってくるパネルが表れてもパネルを消せば死なない事を利用して
ます。


言い出すときりがないのでSFCとパネポン買ってと言いたい(^^;
今ならソフトはローソンでも書き換えできるし、秋葉なら980円ってとこです。
対CPU戦とか作ろうとするなら本家はやはりあったほうがいいかもね。
そこまでやらなくても、プログラム的に見るべきところも多いソフトだと思います

できれば、凶悪につおいCPU希望(笑)


なげー(^^;
でも、相当うれしかったようだ。
まぁ、この「えせパネポン」その後はアップデートされることなく(?)、私の記憶の片隅に残る存在になっていたのですが、強烈なインパクトがあったのは確かです。

もちろん、世の中には「えせパネポン」は他にも多数存在します。
私の見た限りでは、Unix上で動くやつや、モナーがキャラになってるバージョンもありました。

まぁ、どれも本家にはかなわないんですが、それほどコアなユーザーが多いゲームということでしょう。
最近では、本家を越えるネット対戦機能を実装したバージョンもあるとか。

密かに息づく「えせパネポン」。
その魅力は、本家との違い・不完全さにあるといっていいでしょう(^^;

もちろん、すべて妄想です。

投稿者 exit : 2004年09月10日 23:57 | トラックバック
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